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Fastmailを使い始めてそれなりに経ったので感想を書く

·1793 文字·4 分
称徳寺 涼雨
著者
称徳寺 涼雨
プリズムスタァ

Fastmailを3ヶ月ぐらい使ったので、今時点の感想を残しておこうと思う。

Fastmailとは
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Fastmailは、1999年から運営されているプライバシー重視の有料メールサービス。
広告なし、トラッキングなしで、独自ドメインの利用やカレンダー、連絡先管理などの機能を提供している。
オーストラリアの企業が運営しており、プライバシーに配慮したメールサービスとして、Gmailなどの無料サービスの代替として選ばれることが多い。

使うことになったきっかけ
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長年、さくらのメールボックスを使っていました。
有料でなるべく安くしようとしたら間違いなく候補に上がってくると思います。
私の運用方法としては、Gmailへの転送設定を行い、実質的に受信専用として利用していました。

ただ、Gmailの転送設定が使えなくなってしまったのです。
さくらのレンタルサーバから外部メールサービスにメール転送されない - よくあるご質問 - さくらのサポート情報

とりあえずの対処法としてPOP3での受信設定に切り替えましたが、ワンタイムパスワードがメールで届くようなサービスを利用する際、手動で受信操作をしなければならず面倒。

せっかくだしなんか新しいサービス使うかーとなった。

良かったところ
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UIがGmailっぽい
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Gmailも長年使っていたので、そのUIに似ているFastmailもすんなり使えた。
最近UI改訂あったけど、個人的には使いやすくて良い。

UI関連の話だと、一応フォルダとタグどっちで管理するのかも選べるのも良い。

日本語対応
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設定画面とかは日本語に対応してます。
iOSアプリも日本語で使える。
まあヘルプとかは英語なんですけどね。

マスクメール機能
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これが使いたくて使い始めた。
マスクメールとは、本来のメールアドレスを隠して、サービスごとに異なるメールアドレスを生成できる機能です。
サービスごとに異なるアドレスを使えるので、どこから情報が漏れたかも追跡しやすくなる。
マスクメールでメールの送信もできて、プライバシーを守りながら普通にメールのやり取りができます。

さくらで似たような事やろうとするとめちゃくちゃ面倒なんですよね。
メアド生成は簡単できるけどそれはもうアカウントの作成なので、それぞれでパスワード設定しないといけないからある程度使いまわしてたのですが、スパムの標的になった時各サービス変更しにいくのが面倒。
だから最初SimpleLoginみたいなエイリアスサービスを使おうか検討もしたけど、いうてそこまで価格差がないので……。(そもそもSimpleLogin使うならメールもパスワード管理もProtonに寄せた方が良さそう)

メールへのプライベートメモ機能
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これも地味に便利な機能で、メールに対して自分だけが見られるメモを残すことができる。
このメールなんだっけ?的な備忘録を直接メールに紐付けて保存できるので、後から見返したときめっちゃ便利。

インポート機能の充実
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当然ながら既存のメールサービスからのインポート機能はあって、さくらとかGmailとかプロバイダのメールも問題なくインポートできました。

インポート後もFastmailで継続して受信できるようにもできる。
私はOCNのメールなどはこの機能を使って、Fastmailで受信させてる。

良くないところ
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アドレス帳の表示問題
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名前が名・姓で表示される。
姓・名で表示したいけど変更できない。
あと姓名の間に,が入るのも微妙だし、よみがなが設定できないとか。

海外サービス特有の感じがする。

iOSアプリの不具合
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iOSアプリを使用していると、時々メールが表示されないことがあります。
この問題が発生すると、アプリを完全に終了させて再起動する必要がある。
ここ最近、割と頻繁にこの操作をやることになってストレス、改善を期待したい。

まとめ
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いくつかの不満点はあるものの、総合的に見てFastmailへの移行はおおむね満足。
特にマスクメールとプライベートメモはめっちゃ良いですね。

有料サービスではありますが、プライバシーを重視して複数のメールアドレスを効率的に管理したい人にとっては、十分に価値のあるサービス。
Gmailからの移行を考えている方には選択肢の一つとして検討する価値があるでしょう。

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