WindowsにAlacrittyをセットアップしたので、その時のメモです。
Alacritty とは #
AlacrittyはRust製のGPUアクセラレーション対応ターミナルエミュレータ。
描画にGPUを使うことで高速なレンダリングを実現しており、Windows/macOS/Linuxで利用できる。
「パフォーマンスとシンプルさ」に特化した設計になっており、ウィンドウ分割などはtmuxやZellij側で行う想定になっているらしい。
設定はすべてTOMLファイルで管理する。
設定ファイルの場所 #
Alacrittyは設定ファイルを自動生成しないため、自分で作成する必要がある。
Windows の場合、読み込まれるパスは以下のとおり。
%APPDATA%\alacritty\alacritty.toml実体は C:\Users\<ユーザー名>\AppData\Roaming\alacritty\alacritty.toml になる。
フォルダがない場合は先に %APPDATA% をエクスプローラーで開いて alacritty フォルダを手動で作るか、PowerShellで以下を実行する。
New-Item -ItemType Directory -Path "$env:APPDATA\alacritty" -Force
New-Item -ItemType File -Path "$env:APPDATA\alacritty\alacritty.toml" -Force設定例 #
Git Bashを起動シェルにする #
[shell]キーはv0.14以降で廃止されており、[terminal]配下に移動した。
古い記事をそのまま使うと起動時に警告が出るため注意。
[terminal]
shell = { program = "C:\\Program Files\\Git\\bin\\bash.exe", args = ["--login", "-i"] }ウィンドウサイズ #
起動時の列数と行数を固定したい場合はdimensionsで指定する。
[window]
dimensions = { columns = 220, lines = 50 }背景の透明度 #
opacity で半透明にし、デスクトップの壁紙を透かす方法が一般的。
[window]
opacity = 0.85補足だが、Alacrittyは背景画像をネイティブでサポートしていない。
開発方針としてパフォーマンスとミニマリズムを優先しており、背景画像機能は公式リポジトリで繰り返し要望が出ているようだが採用されていない。
フォント #
フォールバックの指定は不要で、使いたいフォントファミリーを1つ指定すれば足りる。
そのフォントに存在しないグリフはOSのフォールバック機構で自動補完される。
[font]
size = 13.0
[font.normal]
family = "Source Han Code JP"まとめ #
設定ファイルは %APPDATA%\alacritty\alacritty.toml に置く。
シェル指定は [terminal].shell、ウィンドウサイズは [window].dimensions、フォントは [font.normal].family で設定する。
ファイルを保存するたびにホットリロードされるため、設定の確認がしやすい。